25.11.14
足首のつまり感改善!!簡単セルフケア
足首の「つまり感」がもたらす悪影響
スポーツ中や日常生活で 「足首がつまる」 「前に倒しにくい」 と感じる人は多いです。
この “つまり感” は、単なる柔軟性の問題だけではなく、足首の関節(距腿関節)の動きが制限されている可能性が考えられます。
足首がスムーズに動かないと、次のような悪影響が起こります。
• 深くしゃがめない
• ジャンプや着地動作で膝や腰に負担がかかる
• ランニングでふくらはぎが張りやすい/疲れやすい
• 階段の昇り降りですねの前側の張りを感じる
• 足首を捻りやすくなる(捻挫の再発リスク)
これらはすべて、
「距骨(きょこつ)」
という小さな骨の動きが悪くなっていることが原因の一つとして挙げられます。
セルフチェック
セルフケアの前に、まず現在の足首の可動域を確認しましょう。
この際に左右差や足首のつまり感も確認しておきます。
特に捻挫をしたことがある側の足や、扁平足の方の足はつまり感が出やすかったり、かかとが浮いてしまうなどのエラーが見られることが多いです。
足首のつまり感の原因
足首が曲がる動作すなわち、つま先とスネが近づく動作を足首の背屈と言います。
関節の動きを細かく見てみると、スムーズな背屈には足首の中央にある 「距骨(きょこつ)」 が後方に滑ることで上手くハマる構造になっています。
この距骨周囲には多くの脂肪体や靭帯、筋腱が存在します。
歩き方の癖や捻挫などの影響から周囲の組織が硬くなり、距骨の後方への滑りが制限されることで、 “足首のつまり感” の原因となっているのです。
セルフケア
下記でご紹介するセルフケアを実施した後に、再度足首の可動域をチェックをしてみてください。
セルフケア① | 距骨前脂肪体リリース
距骨の前方かつ前脛骨筋腱の前内側でクッションの役割を果たす組織であり、炎症や癒着で距骨の後方移動を制限します。
セルフケア② | ケーラー脂肪体リリース
距骨下方、踵骨との間にある脂肪体で、衝撃吸収の働きがあり、硬くなると距骨の後方移動を制限します。
セルフケア③ | 屈筋支帯リリース
内くるぶしの下を通る強靭な帯状組織で、足の屈筋群(長母趾屈筋など)を押さえています。硬くなると足首の内側で踵骨の動きを制限し、適切な背屈を阻害します。
特に痛みが強い(痛気持ちいい)部位は、あなたの足首のつまり感の原因になっている部位である可能性が高いため、より入念に実施してみましょう。
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