25.11.03
スクワット【深くしゃがめない】骨盤後傾トレーニング
下半身の筋力増強や筋肥大、健康増進のためにスクワットを行っている人は多いと思います。
しかし、
「正しいフォームでできているかわからない」
といったお声もよく聞きます。
スクワットフォームの主なエラーは以下の通りです。
・深くしゃがめない(体幹が前に倒れる)
・腰を反る
・骨盤が後傾する
・股関節がつまる
今回は実際にパーソナルトレーニングに通っていただいている利用者様で
『深くしゃがめない(体幹が前傾する)』に該当する方のスクワットフォームの改善の過程をご紹介します。
利用者様情報
40代後半 女性
目標:50代に向けて健康を維持できるように体づくりをしたい
運動レベル:元々全く運動なし
トレーニング頻度:週1回 / 自主トレ週2-3回
正しいスクワットフォームとは?
スクワットフォームを改善するためにはまず正しいスクワットフォームを知る必要があります。
下記のポイントをクリアし膝よりお尻を下げられることが重要です。
今回ご紹介する利用者様のスクワットフォームを見てみましょう。
体幹の前傾が強く膝よりお尻を下げられず、深くしゃがめていないのがわかると思います。
深くしゃがめない原因
スクワットのように深くしゃがむ動きでは股関節屈曲(曲がる)が重要になります。
股関節が屈曲することで股関節は安定するため可動性の獲得が必要になります。
ただ、股関節自体の屈曲可動域は約93°と言われているため、それ以上の可動域が必要となる深いしゃがみには骨盤後傾(腰椎後弯)が必要になります。
今回は股関節の可動域は問題なかったため骨盤後傾(腰椎後弯)のエクササイズを行っていきました。
骨盤後傾(腰椎後弯)エクササイズ
エクササイズのポイントは以下となります。
❶分離エクササイズ
腰椎から骨盤に付着する筋肉の伸張性を獲得し、腰椎後弯の可動性を獲得していきます。
❷下部腹筋の働きを促進することで腰椎屈曲の動きを出していきます。
下部腹筋を意識することでアウターマッスルを抑制しインナーマッスルを賦活させます。
骨盤後傾を意識しながら行っていきます。
以上、スクワットで深くしゃがめないエラーに対してのアプローチのご紹介でした。
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Ligareのファンクショナルコースでは、健康増進や筋力アップに向けて動作を分析し一人ひとりに合ったトレーニングを行っています。
トライアルは随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。





