24.08.26
腕が上がらない…五十肩改善プログラム
肩痛に悩んでいて四十肩、五十肩だからと諦めている方はいませんか?
Ligareでは四十肩、五十肩にお悩みで
・日常生活で不自由なく動かせるようになりたい
・スポーツができるように痛みを改善したい
という目的で通っている方が多くいらっしゃいます。
肩の痛みや動かしにくさは放置してしまうと、肩を動かすための筋力や可動域が低下し治るのに時間がかかりやすくなってしまいます。
今回は肩痛でお悩みの利用者様が実際行ったパーソナルトレーニングの内容と経過をご紹介します。
60代・女性・肩関節周囲炎
目的|趣味のテニスのために肩の痛みと動きを改善したい
お悩み|肩が痛くなって自然に治ると思い放置していたら、動きが硬くなり腕が上がらなくなってしまった。
ニーズ|肩の可動域を改善して痛みなくテニスがしたい。
6ヶ月間のパーソナルトレーニングによる肩の可動域の変化です。
肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)では、急性期・慢性期・回復期の3期に分けられ、
今回は炎症症状が強く痛みも強い急性期が過ぎ、拘縮(固まってしまう)によって可動域制限がある慢性期から、
テニス復帰に向けての筋肉の機能を獲得する回復期に行ったパーソナルトレーニングをご紹介します。
コンディショニング
Ligareのパーソナルトレーニングでは、痛みや可動域制限がありトレーニングの効果を最大限引き出せない場合、トレーニング前にコンディショニングといった徒手的なアプローチを行います。
肩関節周囲炎では、痛みによって運動の制限があったり可動域の制限が強くうまく筋肉に力が入らない場合は、原因となる筋肉・靭帯・関節包などの肩関節の組織の滑走性を良くするために徒手的にアプローチします。
滑走性が良くなることで、関節がスムーズに動き筋肉に力が入りやすくなります。
トレーニング
コンディショニングによって肩関節の動きが良くなり筋肉に力が入りやすくなった状態からトレーニングを行っていきます。
腕を挙げる動きを改善し維持していくためには、肩関節が正しい位置ではまっている必要があります。
肩が痛くなる人の多くは肩が前に出てしまい、筋肉がうまく使えない状態になってしまっています。
まずは上腕骨や肩甲骨を前に引っ張っている胸の筋肉をストレッチしていきます。
次に肩甲骨に対して上腕骨が正しい位置ではまるようにしていきます。
腱板という肩甲骨から上腕骨につくインナーマッスル(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)は上腕骨を肩甲骨に引きつけ安定させる役割があり、腕を挙げたり捻る動きをスムーズにします。
腕を挙げる動きは肩甲骨と肋骨も連動して動くことが重要になるため、肋骨と肩甲骨を繋いでいる筋肉の機能も重要になります。
肋骨に対して肩甲骨を安定させる役割のある僧帽筋中部・下部・前鋸筋を使えるようにしていきます。
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以上、五十肩を改善するためのコンディショニング+トレーニングのご紹介でした。
Ligareのファンクショナルコースでは、日常生活での肩こりや腰痛、膝痛などの不調改善に対して
【 コンディショニング + パーソナルトレーニング 】
でトータルサポートを行っています。
トライアルは随時受け付けております。
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