肋骨の動きの改善で肩こり解消

現代人の多くが悩んでいる

 

『肩こり』

 

 

厚生労働省の調査によると自覚症状として挙げられるお悩みの中で、肩こりは女性では1位、男性は腰痛に次いで2位という結果になっています。

 

 

今回は実際にLigareのパーソナルトレーニングで肩こり改善を目的に通っていいただいている方に対して行っている『肋骨エクササイズ』をご紹介します。

 

 

30代女性に対するパーソナルトレーニング

目的|肩こりを改善したい

 

運動歴なし

 

 

初回トレーニング時に上半身の回旋運動をチェックしました。

肋骨や肩甲骨の動きが硬いためスムーズな回旋が行えず肩や首がキツくなってしまっていました。

 

上半身の回旋は腕だけでなく肋骨から開いてくる必要があり、この肋骨の開きは肩こりを改善していくために重要なポイントとなります。

 

 

肋骨の開きと呼吸

肋骨を開く動きは『呼吸』と深い関係があります。

 

息を吸う時に肋骨は開き横隔膜が収縮し、肺に空気が入ります。

 

肋骨の開きが硬くなることで肩や首の呼吸補助筋で息を吸うことになり、肩こりの原因となってしまいます。

・呼吸が浅い

・肺に空気が入っていかない

といった感覚がある人は肋骨の動きが硬くなっている可能性があります。

 

 

肋骨ストレッチ

肋骨の開きの硬さが原因で肩こりになってしまっている場合、肋骨の動きを改善し胸部に空気が入るようにエクササイズをしていく必要があります。

 

 

肋骨につく腹筋の筋肉は肋骨を締める役割があり、柔軟性が低下することで肋骨の開きを妨げます。

腹筋の筋肉(外腹斜筋・内腹斜筋)は前面だけでなく横から後面に渡っています。

 

そのためストレッチを行う際は脇腹から腰の部分まで伸ばしていきましょう。

 

 

肩甲骨から肋骨に付着する筋肉である前鋸筋を働かせることで肋骨を開く方向に引っ張ってくれます。

 

手で地面・手のひら同士を押し合い、肩甲骨を開いた状態で固定し呼吸に合わせて肋骨を回旋させます。

 

 

2ヶ月後の変化

肋骨が開くようになり回旋量が上がっています。

 

実際に肩こりも軽減されていて日常生活では気にならない状態になっています。

 

まだパソコン作業が長時間になると肩こりを感じる状態のため、引き続き肋骨と呼吸のエクササイズを行いながら体幹や下半身にもアプローチをしていきます。

 

――

 

以上、肩こりに対して行う肋骨エクササイズのご紹介でした。

Ligareのファンクショナルコースでは、日常生活での肩こりや腰痛、膝痛などの不調改善に対して

【 コンディショニング + パーソナルトレーニング 】

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トライアルは随時受け付けております。

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