24.06.17
体幹トレーニングを効果的に行うポイント
ボディメイクやスポーツのためなど様々な目的で行われることが多い
『体幹トレーニング』
しかし
・体幹トレーニングで腰が痛くなってしまう
・体幹にうまく力が入らない
・肩が凝る
などの声も多く聞かれます。
体幹トレーニングを効果的に行うにはどうしたら良いのでしょうか?
今回は『肋骨の動き』に注目して、体幹トレーニングを効果的に行うためのエクササイズをご紹介します。
肋骨と体幹トレーニングの関係
肋骨は上部・中部・下部に分けられますが、体幹トレーニングで重要なのは肋骨下部になります。
肋骨下部は呼吸に合わせて、外側に開く動きと内側に閉じる動きを繰り返します。
この肋骨の動き(可動性)が出ないことで体幹の筋肉に力が入りにくくなり、体幹トレーニングを効果的に行えない原因となります。
肋骨のチェック
肋骨が開いたままとなっている『リブフレア』では、呼気で肋骨を閉じることが難しくなります。
このリブフレアの状態では、インナーマッスルである横隔膜やそれに連結する腹横筋の機能が低下してしまいます。
体幹のインナーマッスルは、姿勢を安定させたりアウターマッスルに力を入れやすくする役割があります。
肋骨を閉じる動きを獲得しインナーマッスルを機能させ効果的に体幹トレーニングを行っていきましょう。
肋骨エクササイズ
背中の筋肉である広背筋は肋骨下部の横に付着し、広背筋が硬くなることで肋骨を閉じる動きを妨げるためリブフレアが起こりやすくなります。
そのため、まずは背中のストレッチから行います。
肋骨は呼気で内側へ閉じるため、呼吸を意識してエクササイズを行いましょう。
首や肩に力が入ってしまうことで肋骨が閉じにくくなるので、リラックスしながら行います。
リブフレアの人は、日常生活で吊り革につかまったり髪を乾かしたりする『手を上げる動き』や、歩行や走行などの『股関節を後ろに伸ばす動き』の際に体幹筋に力が入らず腰を反る動きになりやすいです。
そのため肋骨の内側への動きを獲得したら、体幹筋で肋骨が閉じた状態をキープし四肢を動かしていきます。
以上、体幹トレーニングを効果的に行う肋骨エクササイズのご紹介でした。
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