24.04.19
【膝痛予防】衝撃吸収のための足裏エクササイズ
足裏アーチの役割
足裏アーチは以下の役割があります。
✔︎捻挫を予防する
✔︎前への推進力を上げる
✔︎ジャンプなどの衝撃を吸収する
✔︎足裏でのバランスをとる
足裏アーチの機能が低下すると、よく聞く扁平足や外反母趾、捻挫を繰り返す原因となり、さらに膝や腰などの怪我や痛みに発展するパターンは多くみられます。
前への踏み込み動作にて膝が前に出てしまう身体の使い方をしている場合、膝への負担が大きくなり膝が痛くなりやすいです。
この前への踏み込みの衝撃を足裏アーチで吸収できていないことが膝痛の一つの原因となってしまうのです。
今回は自分でできる足裏アーチの機能を改善するエクササイズをご紹介します。
是非、お試しください。
足裏アーチとは
足裏には3つのアーチがあり、足にかかる負荷を緩衝し、推進する際に力を伝達する役割があります。
これらのアーチは足の骨が並んで形成されていますが、骨に付着する筋肉や靭帯によって支えられています。
『足部内在筋』と言われる足裏にある小さな筋肉は、足裏の小さな骨が作る各関節を安定させ、アーチを保持するために重要になります。
まずは骨の配列を整え構造的な安定を獲得し、内在筋を機能させ動きの中でもアーチが崩れないようにしていきましょう。
アーチの頂点を上げるセルフリリース
内側アーチが潰れる原因として、内側に荷重が集中してしまうこととなります。
外側縦アーチが落ち込むことで不安定になり、内側に荷重が集中することで内側アーチが潰れてしまいます。
そのため外側縦アーチを上げてから内側縦アーチを上げる順番が重要になります。
外側縦アーチの頂点となる立方骨を上げて、外側縦アーチを安定させましょう。
立方骨を持ち上げるには、立方骨の下にある脂肪体という組織をリリースし、立方骨の可動性を改善します。
その次に、足裏から立方骨
【 ポイント 】
・立方骨の下を押さえ立方骨を引き離していくようにリリースする
・足裏から立方骨を上げる
足裏を強化するセルフエクササイズ
歩行、ランニング、ジャンプなどの動きの中で衝撃を吸収し次への動きへ移行するために重要な足裏のバネを使えるようにしていきます。
そのために足裏の内在筋(母趾外転筋・小趾外転筋・短趾屈筋)を機能させます。
【 ポイント 】
・つま先を下げてスネを後ろに傾けた状態で行う
・指の付け根と踵を近づけるように内側縦アーチを持ち上げる
・内側縦アーチを持ち上げたまま指を動かす
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