24.01.29
テニスのパフォーマンスアップアプローチ
ストロークを強く打つためには、骨盤と胸郭の分離が必要となります。
骨盤と胸郭の回旋差を大きくすることで、骨盤−胸郭をつなぐ体幹筋群が引き伸ばされ、元に戻ろうとする力によって強い力となります。
そのため、骨盤に対して胸郭を回旋することが、大きな力発揮を可能とし強いストロークを打つことにつながります。
テニスではテイクバック時には軸足、フォロースルー時には踏み込み足に荷重した状態で、骨盤に対して胸郭を回旋することが必要になるため、上半身と下半身を連動させることも重要になってきます。
胸郭の動き|回旋チェック
座った状態で骨盤が動かずに胸郭を回旋させます。
肋骨(上部·下部)·肩甲骨の動きがそれぞれ機能することで軸を保った回旋が可能となります。
上半身トレーニング
肋骨、肩甲骨の動きを出すためにはストレッチのみでなく、肩甲骨を安定させるトレーニングも必要になってきます。
ただ動かすだけではなく、『どこを動かしたいのか』を意識することでトレーニング効果は変わってきます。
胸郭回旋−下半身連動トレーニング
軸足·踏み込み足に体重を乗せたまま胸郭を回旋させるために、股関節を安定させて回旋トレーニングを行います。
ストローク動作では股関節に乗れないことで、早期に踏み込み足に重心が移動してしまい身体が開き、いわゆる手打ちになってしまいます。
そのため、強いストロークを打てないことはもちろんのこと、肩や肘の傷害リスクが上がってしまいます。
以上、テニスでのストロークを強く打つためのトレーニングのご紹介でした。
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Ligareのファンクショナルコースでは、スポーツのパフォーマンスアップに向けて柔軟性や筋力評価に加えて、動作の評価を行い一人ひとりに必要なトレーニングを行っていきます。
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