24.01.26
マラソンランナーのパーソナルトレーニング
マラソンランナーは
『いかに少ないエネルギーで走行できるか』
がパフォーマンスに直結すると言われています。
今回は走動作に重要な股関節伸展運動に焦点を当て、省エネルギーで効率よく走速度を上げるために必要な股関節トレーニングをお伝えします。
マラソンランナーにおける股関節伸展の重要性
このように股関節伸展が減少することで傷害のリスクが上がると共に、走る上で重要となる筋肉(大殿筋下部·大内転筋)が使われず、
ハムストリング·下腿後面筋·腰椎伸展筋などでエネルギー代謝することで、疲労感を感じやすくなりパフォーマンスの低下につながっていきます。
セルフチェック
股関節伸展筋が上手く使えているのかをセルフチェックしてみましょう。
✔️股関節が最終伸展できているか
✔️腰がキツくないか
✔️大殿筋下部·大内転筋に収縮感があるか
を確認してみてください。
股関節トレーニング
❶股関節mobility
股関節は球関節のため、動きを良くするためには曲げ伸ばし(屈曲·伸展)のみでなく、内旋·外旋といった回旋の動きが重要になります。
❷筋出力改善
股関節の動きを良くしたら、次に股関節周囲筋の機能改善を行います。
内転筋群や内側ハムストリングのエクササイズで股関節が安定するポジションに保つことで、股関節の動きをより良くしていきましょう
❸動作改善
骨盤を前傾位に保つことで前への推進力につながります。
股関節屈曲の動きと併せて骨盤前傾を意識していきましょう。
❹力発揮
動作改善ができたら、股関節屈曲から伸展の力発揮を行っていきます。
ここまでで、股関節の動きが悪いままで動作を習得できていないと、狙った筋肉を使うことができずに非効率なトレーニングになってしまします。
股関節を使うことを意識しながら、力発揮では負荷を上げていきましょう。
マラソンのパフォーマンスアップにはLigareのパーソナルトレーニングをぜひご利用ください!!