23.11.27
胸椎と姿勢改善
姿勢を正そうと思い、なるべく良い姿勢を保つ意識をしても長くは持ちません。
意識が続く時間は短いため、姿勢改善を目指すためにはトレーニングで十分に意識しながらトレーニングをする必要があります。
Ligareをご利用いただくお客様でも、姿勢改善を目指す方は多く、多くの方が良い姿勢を目指しているのではないでしょうか。
姿勢改善で重要となる胸椎の動き
姿勢改善で重要となるのが胸椎伸展(胸を張る)と骨盤前傾(骨盤を起こす)です。
どちらの動きも十分にできる方は少なく、多くの方が悩まれる動きとなります。
今回は胸椎伸展のポイントをお伝えします。
胸椎伸展の低下は猫背を代償とする不良姿勢を招き、肩こりや頭痛の原因となるだけでなく、体が重たく感じる、腕に力が伝わりにくくなるなど、
多くの問題を抱えることになります。
胸椎は肋骨、鎖骨、胸骨の動きと連動し、胸を張る伸展の動きにも多くの関節の動きを伴います。
そのため、各関節の動きを改善し胸椎伸展の動きの改善を目指します。
胸椎回旋運動にて各関節の連動性を高めていきますが、関節運動が低下していると回旋軸が傾き、回旋の動きが阻害されます。
そのため回旋を意識したトレーニングでも、代償を伴い十分なトレーニング効果が得られなくなります。
胸椎伸展の改善
エクササイズにより回旋軸の修正を図り、胸椎伸展の改善を目指します。
胸椎伸展には肩甲骨を安定させる筋肉の強化が必要となり、肩甲骨が安定しないことで肩甲骨周りの筋肉が硬くなり、胸椎の動きも低下します。
また胸椎と連動する肋骨の動きの改善には体幹筋の筋力改善も必要となります。
胸椎伸展を改善するには、
胸椎回旋にて各関節の連動性を高め、肩甲骨を安定させた状態で体幹トレーニングを行うこと
となります。
姿勢の改善には柔軟性と筋力の両方を改善する必要があります。
見た目で重要となる姿勢の改善を目指してトレーニングしてみませんか?