23.11.22
骨盤前傾と股関節内旋
スクワットで股関節を使うポイント
トレーニングの王道であるスクワットは、下半身の筋力強化を目的として行われます。
胸を張り(胸椎伸展)、股関節・膝関節・足関節がバランス良く曲がり、タイミング良く伸びることで、体幹および下半身の筋肉をバランス良く強化することができます。
そのため、重量を上げるだけでなく、そのフォームの確認が最も重要となります。
スクワットで股関節が曲がらないデメリット
スクワットでは各関節のバランスが重要となり、
膝関節の痛みがある方は、スクワットで股関節を曲げることで膝関節への負担を減らすことができます。
膝関節に痛みがある方は、膝関節を優位に曲げる傾向にあり、他の関節の動きの低下を代償する傾向にあります。
また、股関節を曲げてスクワットできないと股関節周囲筋、特に臀部の筋肉である大殿筋の使いにくい状況となります。
股関節を使うには股関節の捻りと腸腰筋
股関節を使えるようになるには、単純に曲げる運動をするだけでなく、
捻りの運動(股関節内旋)が必要となります。
股関節は3次元で動く関節であることから、曲げる動作にも捻りの動作が加わります。
その捻り動作が十分にできないことで股関節が曲がりにくくなってきます。
そのため、股関節を曲げるストレッチに捻りのトレーニングを加えることで、スクワットでも股関節を使えるようになってきます。
股関節を曲げる最重要の腸腰筋
股関節の捻りを獲得したら次は、股関節をスムーズに曲げる筋肉である腸腰筋のトレーニングを行います。
腸腰筋は腰椎から骨盤、大腿骨まで繋がり、身体の中心を通ることから、身体を安定させ、股関節をスムーズに動かすために重要な働きをします。
痛みの改善やボディメイク、パフォーマンスアップには股関節を使ったスクワットが必須となります。
闇雲なトレーニングではなく、自分に合ったトレーニングを見つけ目標達成をサポートいたします。
参考にしていただけたら幸いです。