24.12.16
膝下の痛みは足首が原因!?膝の負担を軽減する足関節ケア
・長く歩いていると膝のお皿の下が痛くなる
・階段の下りで膝下が痛い
・ランニングで膝下が痛くなってしまいパフォーマンスを出しきれない
など膝下の痛みを感じたことはありませんか?
膝自体に痛みが起きている原因として
普段の何気ない動作や体のクセが膝痛を引き起こしている原因があります。
今回は、膝下に負担がかかりやすい動きのクセが
なぜ起きてしまうのかをご紹介致します!
膝下に負担がかかりやすい動き ※左
上記の姿勢がなぜ膝下に負担が加わりやすいかというと
重心の位置が関係していることが考えられます。
負担がかかりやすい姿勢は、いい例と比較すると
重心が後方に位置しているように見えます。
本来、しゃがんだ時は体幹に対して下腿が平行にある位置が
膝下への負担を軽減される理想的な姿勢となります。
しかし、重心が後方に偏位すると
膝下に付着する大腿直筋の停止部に遠心性の負荷が加わり痛みにつながります。
後方重心になってしまう原因の一つとして
下腿(スネ)の前傾が不足していることが考えられます。
しゃがんだ際に、下腿の前傾が不足し重心を後方に偏位させて
姿勢を保つため、大腿部前面に遠心性の負荷が加わり膝下の痛みに繋がってしまいます。
下腿を前傾させるには
距腿関節を構成する「距骨の可動性」を改善させる必要があります。
下腿の前傾が起こると、距骨は下腿に対して後方に滑り込みます。
また、距骨の後方にはKFP(脂肪組織)や長母趾屈筋が存在し
これらの組織の柔軟性が低下すると距骨の後方滑りが制限され
下腿の前傾が十分にできなくなってしまいます。
写真 (距骨後方)(距骨後方の組織)
これらの事から距骨の後方を通る組織の柔軟性をまずは改善する必要があります。
ご自宅でも実施しやすいエクササイズをご紹介致します。
セルフリリース
距骨の後方組織の柔軟性を改善したら距骨の後方滑りの動きを改善していきます。
カーフレイズ
以上、膝下の痛みを解消するための足関節ケアをご紹介しました。
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