24.12.09
ストレッチだけでは足りない?もも裏の柔軟性改善TR
・手と足が届かず靴下を履きにくくなった
・下に落ちているものが拾いにくい
・前屈で手が床につかない
と感じることはありませんか?
このようなお悩みを持つ方の中で
普段からストレッチをしているのに…と思う方も多いのではと思います。
今回は、上記のお悩みの原因として挙がりやすい
もも裏の柔軟性改善にフォーカスしてエクササイズをご紹介していきます。
❶もも裏が硬くなってしまう原因|股関節インナーマッスルの機能低下
股関節インナーマッスルとは、
股関節の深層につく細かな筋肉であり、関節を安定させる役割があります。
逆にアウターマッスルとは、
股関節の表層につく大きな筋肉で、実際に関節を動かしたり力を発揮する役割があります。
もも裏に付着する筋肉は、アウターマッスルにあたります。
関節安定作用を持つインナーマッスルが機能低下すると
アウターマッスルで関節を安定させようとする為、アウターマッスルに負担が加わり筋肉が硬くなってしまいます。
もも裏に付着する筋肉は、お尻の筋肉と一緒に脚を後ろに伸ばす働きがあり
股関節インナーマッスルが使えていないと、お尻の筋肉が使いにくくなってしまい
もも裏の筋肉へ過剰に負担が加わり硬くなってしまいます。
その為、もも裏の筋肉へ負担をかけないようにする為にも
股関節のインナーマッスルの機能を改善する必要があります。
股関節インナーマッスルの中でも小臀筋や中臀筋は
股関節を動かすための安定作用を持つため
動画のように股関節のインナーマッスルに対してアプローチを行なっていきます。
❷もも裏を柔らかくするには
股関節のインナーマッスルの機能が高まりもも裏への負担を軽減させたら
次は硬くなってしまったもも裏の筋肉に対してアプローチをしていきます。
硬くなってしまったもも裏の筋肉は普段から
縮まりながら姿勢を保持したり筋肉を動かしたりしているため
伸ばしながら動かせるようにしていく必要があります。
そのためストレッチのように伸ばした状態をキープするのではなく
筋肉が伸びながら働く「遠心性収縮」を利用してもも裏の筋肉にアプローチをしていきます。
※もも裏トレーニングのワンポイントアドバイス
もも裏の筋肉(ハムストリング)は、坐骨結節から脛骨と腓骨の後方に付着するため
坐骨を上に向けるような意識で行い、もも裏の伸び感を感じられるように実施しましょう!
Ligareのファンクショナルコースでは、姿勢の改善や悪い姿勢による身体の不調に対して
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